「あさいち」石川県輪島朝市が描かれた絵本です🐟

福音館書店では石川県輪島市の「輪島朝市」の風景を描いた絵本「あさいち」を復刊することとなりました

能登半島地震で甚大な被害を受けた朝市の復興を願い、読者の方々から復刊の声が多くあがったからです。
 商いや社交の場として活気にあふれた1970年代の輪島朝市を描いた絵本です。
取れたての海産物や畑でとれた野菜を売る店がずらりと並ぶ様子、当時の服装やお店の雰囲気も味わい深いです。
地元の言葉で交わされる人々のおしゃべりが温かみのあるタッチの絵と相まって、いきいきと表現されています。
絵を担当した大石可久也さんらが3年にわたり市場に足を運んで、現地の人への聞き取りなどを丹念に重ねたそうです。
今では見ることの出来なくなた石川県「輪島朝市」の活気ある風景を描いたこの絵本をご覧になって下さい。
1980年刊行の本作品。福音館書店さんが令和6年能登半島地震で大きな被害を受けた被災地の
一日も早い復興への願いを込めて復刊されたこの作品の利益は、
福音館書店さんが能登半島地震災害義援金として、日本赤十字社に寄付されます。
もみの木文庫でも微力ながらメンバーが協力させていただきました。
1日も早い復興をお祈りいたします。
おはなし会の会場に展示していますのでお手に取ってご覧になって下さい。

読んであげるなら
4才から
自分で読むなら
小学低学年から

福音館書店発行

大石 可久也 絵 / 輪島・朝市の人びと 語り
定価 : 1,100円(税込)
ページ数 : 28ページ
サイズ : 26×24cm
初版年月日 : 1984年04月02日
シリーズ : かがくのとも絵本

もみの木文庫

絵本の読み聞かせやストーリーテリングのお話会、手作り工作や、文庫活動をしています。800冊余の絵本や児童書の蔵書があり、貸し出しも行なっています☆

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